著作権を守ろう

著作権とは、写真や文章、音楽や映像などの様々なジャンルにおいて発生します。 プロであろうとアマチュアであろうと、それを創った人に与えられる権利です。
著作権を持っている作成者以外の人は、その作品を勝手に公開したりコピーしたりしてはいけないというきまりになっています。 もしも作品を利用したい場合には著作権を持っている者の承諾を得なくてはならないのです。

どんな場合が著作権侵害にあたるのか

著作権侵害は禁止 他の人が作成した音楽やイラスト、文章などを無断でサイトなどに転載したりすることは著作権侵害にあたります。 これは本やマンガの絵や文章、DVDやCDなどの場合にも同様です。 ネット上で勝手に他の人に向けて公開することは原則できないのです。
これはプロ・アマチュア問わずすべての作品に該当します。 もっというと他の人が自分にあてて書いたメールなどの文章も、書いた本人の承諾を得ない限りは勝手に公開できません。
基本的には、他の人が作成したものは、勝手にホームぺージやブログに載せたり不特定多数の人に配布したりできない…ということを覚えておきましょう。

著作権侵害にはならない場合とは

では、他人の作成したものはすべて利用できないのか…というとそうではありません。 著作権の侵害にはならないケースもあります。
例えば、自分で楽しむ分には問題ありません。 気に入った画像などを自分のパソコンに取り込んで見て楽しんだり、壁紙にすることも可能です。
また、映画や本などのタイトルや作者などを書くのはOKですし、簡単なあらすじや感想などを述べることも自由です。 さらに、自由に使ってくださいとうたわれているフリー素材についても自由に利用することができます。
もう一つ、引用することは可能です。 ただし引用する際には引用の量があまり多くないこと、出典を明記することなどいくつかの決まりがあるので、しっかり確認するようにしましょう。
さらにもう一つ、著作権の権利は、著作権を有する人物の死後50年間まで、そして映画の場合は公表から70年間までとなっています。 古い音楽や映画、絵画などは許可を得ることなく自分で撮影してアップすることが可能です。